恋愛系の邦画はカップルで観たい定番のジャンルです。
パートナーの大切さに気付くことができ、二人の距離を縮めるキッカケになるかもしれません。
一度観たことがある作品でも、カップルで一緒に観れば新しい発見がたくさんあります。
どの作品を観るか迷っている方は、無難で定番の作品を選ぶとよいでしょう。
恋愛系×邦画のおすすめ3選を紹介します。
一部でネタバレ要素もありますが、この記事を読んでから映画を観ても楽しめるように配慮しているので安心してご覧になってください。
映画.comより画像引用
公開年 | 2016年 |
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主要キャスト | 福士蒼汰、小松菜奈 |
興行収入 | 18.5億円 |
見所 | 未来から過去へ時間が逆に進むファンタジー要素 |
男女複数人の色恋沙汰ではなく、二人の恋愛模様にフォーカスしているのでカップルで観るのに適しています。
タイムリープ系の要素があるのですが、未来から現在にタイムリープする系の作品をよく観る人ほど予想外の展開に驚くでしょう。
切ないストーリーですが、パートナーの大切さに気付く要素があります。
序盤から疑問や謎を感じる伏線が多数あり、後半になって謎が明かされる構成です。
結末を知っている状態で2回目を見ると、初見以上に泣いてしまうかも!?
福士蒼汰と小松菜奈の演技力が際立つ感動系の王道恋愛映画になっています。
主人公は福士蒼汰が演じる美大生の南山高寿(20歳)。ヒロインは小松菜奈が演じる専門学生の福寿愛美(20歳)です。
電車の中で南山高寿(福士蒼汰)が一目惚れをして声をかけ、デート初日に恋人関係に発展するのですが、なぜか福寿愛美(小松菜奈)はデート中などに突然泣き出してしまう場面があります。
その理由はタイトルから連想できる通り、彼女は他の人とは違って逆に時間が流れているから。
そしてタイムリープに関係したすれ違いは、想像以上に複雑で切ない伏線が張り巡らされているのです。
時間の流れが異なる関係から、最後は一緒にいたいのに別れなくてはいけない時が訪れます。
感動のラストシーンで流れるエンディング曲はバックナンバーの「ハッピーエンド」。
若干のネタバレ要素がある「あらすじ」を聞いていたとしても、予想以上に色々なことを考えさせる展開に感動すること間違いなしです。
泣いている姿をパートナーに見られたくない方は要注意ですが、ストーリーとキャストの双方を高く評価できる名作映画ですので、是非ご覧になってみてください。
TBSチャンネルより画像引用
公開年 | 2004年 |
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主要キャスト | 大沢たかお、柴咲コウ、長澤まさみ、森山未來 |
興行収入 | 85億円 |
見所 |
原作の小説や主題歌の「瞳をとじて」も大ヒットした |
興行収入85億円は歴代の恋愛系邦画の中でトップクラス。
2004年の実写映画で首位の興行収入と観客動員数(620万人)を記録した大ヒット作です。
主演は大沢たかおと柴咲コウですが、長澤まさみの出世作としても有名な作品です。
歴史的大ヒットを記録した映画ですので、若い世代で観たことがないカップルにおすすめ。
過去に観たことがある方も、久しぶりに観れば色々なことを考えさせられるでしょう。
映画では主人公の松本朔太郎(サク)が大人になってからのシーンを取り入れ、過去を回想する構成になっています。
サクを演じるのは大人になった現代のサク役が大沢たかお。高校生だった頃のサク役は森山未來です。
物語の中心はサクが高校生の頃に付き合っていたアキ(長澤まさみ)との思い出。
アキは白血病で亡くなってしまうのですが、余命が近づいている中でオーストラリアのウルル(エアーズロック)に行く計画を立てます。
アキは最後にカセットテープを残したまま息を引き取るのですが、そのカセットテープは当時のサクには渡りませんでした。
大人になってからサクはカセットテープから流れるアキの声を聞きながら思い返されていきます。
サクには婚約している律子(柴咲コウ)がいるのですが、アキと律子には思いがけない繋がりが!?
恋人が病気になってしまう切ないラブストーリーなのですが、奥が深く感動する映画です。
映画.comより画像引用
公開年 | 2022年 |
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主要キャスト | 大泉洋、有村架純、目黒蓮、柴咲コウ |
興行収入 | 12億円以上 |
見所 |
2022年12月公開の最新作、豪華キャスト、 |
2017年に第157回直木賞を受賞して、累計26万部以上を発行した大ヒット恋愛小説を実写化した作品です。
感動だけではなくホラーの要素もあるので、王道恋愛映画に飽きたカップルにおすすめ。
複雑な話ですが、昨今の大河ドラマなどでも実績を残す大泉洋と有村架純の豪華キャストによる高い演技力で作品の完成度を高めています。
大泉洋が演じる小山内堅が、妻の梢(柴咲コウ)と娘の瑠璃を不慮の事故で同時に亡くしてしまいます。
人生のどん底にいた小山内堅を尋ねてきた三角哲彦(目黒蓮)が語る話で衝撃の過去と真実が分かっていく物語です。
この作品には「るり」という名の女性が3人登場するのですが、るりは生まれ変わりをして3度の人生を歩んでいます。
一度目の人生は三角哲彦(目黒蓮)と不倫関係にあった正木瑠璃(有村架純)。
そして二度目・三度目の人生を経て再会などへ繋がっていきます。
綺麗な恋愛模様だけを描いた作品ではありませんが、過去を乗り越えていく展開に見所がある名作です。